観戦記

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指し手の解説のない観戦記(後編)

作家が書く指し手の解説のない観戦記。後編。 将棋マガジン1988年10月号、作家の故・原田康子さんの第29期王位戦第3局盤側記「戦う棋士」より。 さて、一日目の午後のことである。これまであまり時間をつかわずに指していた森の手がはたととまった...
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指し手の解説のない観戦記(前編)

昨日の記事でも触れた、作家が書く指し手の解説のない観戦記。 近世の例では、将棋マガジンに書かれた作家の故・原田康子さんの観戦記がある。 原田康子さんは盤側記と呼んでいる。 原田康子さんは、1956年に「挽歌」を発表、空前のベストセラーとなり...
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加藤一二三八段(当時)が書いた観戦記

加藤一二三九段が18歳の時に書いた観戦記が素晴らしい。 近代将棋2001年5月号、永井英明さんの近代将棋創刊50周年記念連載「泣き笑い半生記」より。  昭和32年は升田名人が誕生、三冠王に輝いた年でした。  33年名人位防衛。  その翌年3...
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林葉直子さん-木村晋介弁護士戦

私が書いた観戦記四作目は、林葉直子さんと木村晋介弁護士(将棋ペンクラブ会長)の飛車落ち戦。 林葉さんが1995年に日本将棋連盟を退会して以来、初めて掲載されることとなった棋譜。 将棋ペンクラブ会報、2010年夏号より。 ----- 林葉流と...
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桜吹雪の日の熱戦

週末は、将棋ペンクラブ大賞最終選考会の原稿作成作業、飲み会、社会人リーグなどがあり、ブログの更新が難しいため、一昨日、昨日に引き続き、私が過去に書いた観戦記を掲載したい。 三度目に書いた観戦記は、2006年度NHK杯将棋トーナメント1回戦の...