観戦記

観戦記

三浦弘行八段の真骨頂

週末は、将棋ペンクラブ大賞最終選考会の原稿作成作業などがあり、ブログの更新が難しいため、昨日に引き続き、私が過去に書いた観戦記を掲載したい。 二度目に書いた観戦記は、2005年度NHK杯将棋トーナメント準々決勝の森下卓九段-三浦弘行八段戦。...
観戦記

郷田真隆九段の真骨頂

縁があって、NHK将棋講座テキストでNHK杯将棋トーナメントの観戦記を3回書いたことがある。今から6年前のことになる。 生まれてはじめて書いた観戦記は、2005年度2回戦の郷田真隆九段-先崎学八段戦。 「郷田の真骨頂」という題で書いた。 自...
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藤井猛竜王誕生の一局

藤井猛竜王が誕生した1998年竜王戦第4局は、藤井七段(当時)の指し回しが見事で、昭和の振飛車党の方が見れば、涙が出るような一局だった。 将棋世界1999年1月号、竜王戦第4局 谷川浩司竜王-藤井猛七段戦「藤井、完璧な指し回し」より。 観戦...
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血涙の一局

第3回将棋ペンクラブ大賞雑誌部門大賞を受賞したのが、近代将棋1990年12月号の先崎学五段(当時)「ことしの名場面、珍場面」。 1990年のドラマチックな対局11局を振り返った読み物で、11局にタイトル戦の番勝負は含まれていない。 その中か...
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将棋サイボーグ

挑戦者である丸山忠久八段(当時)の描写、一手の敗着に対する立体的な表現など、特徴と味わいのある観戦記。 将棋世界1999年11月号、日本経済新聞の松本治人記者の「王座戦五番勝負・第1局 予告された局面」より。  午前八時四十五分、和服姿の挑...