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2004年の小学生将棋名人戦、佐々木勇気君(埼玉)-菅井竜也君(岡山)戦

将棋世界2004年6月号、島井咲緒里女流初段(当時)の公文杯争奪第29回小学生将棋名人戦『こどもの頃の気持ち』より。 第29回小学生将棋名人戦の決勝大会が、4月4日に渋谷のNHK放送センターで行われました。今回私は聞き手としてその模様を間近...
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「お二人が会われたのは、行方六段主催の夕食会で…」

将棋世界2003年1月号、河口俊彦七段(当時)の「新・対局日誌」より。 棋士控え室の襖を開けると、見なれぬ坊主頭が眼に入った。誰かな?と思っていると、声がして行方六段とわかった。「何か決意でもしたかね」と訊くと、「いや、何もありません」 荷...
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郷田真隆九段の格調の高い名手

将棋世界2002年11月号、河口俊彦七段(当時)の「新・対局日誌」より。 今月は雑談を多くしてしまったので紙数が残りすくなくなった。そこで、飛び切りの一局だけをお伝えする。 それは郷田九段対先崎八段戦で、この二人は同じエリート棋士ながら、印...
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羽生善治七冠誕生の時と藤井聡太四段29連勝達成の時

将棋世界1996年4月号、野口健二さんの「ドキュメント 七冠誕生の瞬間」より。 2月14日、午後4時45分。急にひっそりとした取材本部のテレビには、先程まで検討陣が予想していた通りの手順で収束へ向かう盤面が映し出され、大盤解説場のざわめきが...
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「勉強量が十分かどうかは駒を動かす指先の人指し指の爪を見ればすぐ分かった」

将棋世界2003年1月号、真部一男八段(当時)の「将棋論考」より。 自分のことで云えば、30歳代の後半から中盤のポカ、見落としで中押し負けが俄然増えてきた。原因は将棋盤に接する時間の減少に相関しているのではないかと思われた。 棋譜並べ等に費...