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森内俊之新名人誕生お祝いメッセージ(前編)

将棋世界2002年8月号、森内俊之新名人大特集「森内名人お祝いメッセージ」より。竜王 羽生善治 森内さんの地力と実力は以前から定評があったので、いつか必ずタイトルを獲ると思っていました。今年の名人戦で4連勝ストレート勝ちは意外な結果でしたが...
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色紙を書かせたら右に出る者なし

将棋世界1982年10月号、能智映さんの「棋士の楽しみ」より。 大山は対局中の雑談で「木村先生は、どれくらい色紙を書いていますかねえ」と問いかけてきた。いつも「時刻表」を見ているように”数の遊び”を楽しむのが、この人のクセだ。「もう、わたし...
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一字駒の発案者である大山康晴十五世名人が次に新しく考えた駒

将棋世界1982年9月号の「メモ帖」より。 ふつうの将棋盤より、ふた回りも大きい将棋盤ができた。「なんでも時代と共に変わっていくのは当然」と、前にはテレビ対局に最適という一字駒を開発した大山十五世名人の新アイデアである。”大象盤”の命名も大...
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藤井猛九段「△4六飛なんていう手を読めるはずがないでしょ」

将棋世界2002年6月号、河口俊彦七段(当時)の「新・対局日誌」より。 4月1日、新年度入りである。順位戦が終われば竜王戦で、この日は、丸山名人対藤井九段戦、深浦七段対鈴木(大)七段戦などの好取組がある。 1図は、丸山対藤井戦。おなじみの「...
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内藤國雄九段が36年前に書いた非常に鋭い意見

将棋世界1981年12月号、「メモ帖」より。 内藤九段が週1回、新聞にコラムを書き始めたと8月号に報じた。将棋のことや社会問題を鋭く論じている。一部を紹介しよう。「過剰の悩み」というタイトルの稿である。(前略)肥満体は栄養過剰在庫の状態であ...