読む 故・真部一男九段「いちばん偉いのは男で、次がゴジラ、次は女だ」 将棋世界1998年12月号、河口俊彦七段の「新・対局日誌」より。 この日の対局はあらかた終わった。その後は新宿に出て「真部八段を祝う会」に出席した。ご存知のように「将棋論考」で、将棋ペンクラブ大賞を受賞したのである。 十数人ばかりの集まりだ... 2011.10.29 読む
読む 羽生六冠王(当時)の予言 将棋世界1996年2月号、当時の将棋世界編集長の大崎善生さんの編集部日記より。 ある飲み会である人から、羽生六冠王が「打ち歩詰めのルールがなければ、将棋は先手が有利」と発言しているということを聞いた。以前話題になった「寄せのパターンは800... 2011.10.27 読む
読む 加藤一二三九段のあんみつ 将棋世界1996年3月号、河口俊彦七段の「新・対局日誌」より。 三階に降りて編集部で雑談していると、機嫌よく加藤一二三さんがあらわれた。 そういえば昨日、ある人が加藤さんを見かけたと電話をかけてきた。若い婦人といっしょで、とても仲睦まじく見... 2011.10.26 読む
読む 羽生四冠(当時)も人の子 将棋世界1997年8月号、河口俊彦七段の「新・対局日誌」より。 名人位を失って二日後、羽生四冠が日刊ゲンダイの勝ち抜き戦に出場している。 その途中の局面を控室のモニターテレビで見た面々は、一様に、眼を疑う、といった表情で口をつぐんだ。 ちょ... 2011.10.25 読む
読む 敵にお茶を送る 羽生善治王座が19連覇を続けている時代、福崎文吾九段は「”前王座”を連覇中」というジョークを大盤解説などでの持ちネタにしていた。今日は、福崎文吾九段が1991年に王座を獲得した時のエピソードを。厳しくて優しい先輩棋士と、最終局終盤の出来事。... 2011.10.21 読む