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羽生少年の電車

羽生善治名人の初著作「ミラクル終盤術」より、18歳の羽生五段の感じ方と日常。 [第12章]受けの筋雨ばかり降り、じめじめとして、嫌な日は外ではスポーツは出来ませんから、室内競技の将棋を指すにはもってこいかもしれません。先日、電車に乗っている...
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「祭りはここまで。オレが終わりにしてやるぜ」

近代将棋2005年12月号、池崎和記さんの「関西つれづれ日記」より。----- 朝、B級2組順位戦の内藤-杉本戦と桐山-畠山戦の対局風景をカメラに収めてから控え室にいくと橋本五段がいた。「やあ、ハッシー(橋本さんのこと)、ずいぶん早い出勤だ...
棋士のエピソード

花村元司九段-加藤一二三九段戦での「ポン!」

花村元司九段-加藤一二三九段戦でのアクシデントなど。近代将棋1999年1月号、泉正樹七段の「21世紀の初段をめざせ」より。 すさみきった麻雀生活は飽きることがなかったが、棋士の先生方から「麻雀強いらしいな、だけどそんなことばっかりやってたら...
棋士のエピソード

雀荘マサキ

野獣猛進流、泉正樹七段の少年時代。近代将棋1998年12月号、泉正樹七段の「21世紀の初段をめざせ」より。 先月号でもちらっとお伝えした通り、昨今は勤勉かつ健全な生活で野獣の血が騒ぐ様子もない。ゴルフや酒場への回数の減り具合もさることながら...
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丸山新手のあけぼの

3月のA級順位戦最終局で繰り出された丸山新手”冷えピタ”の萌芽の頃。近代将棋2003年5月号、本田小百合女流初段(当時)の「本田小百合の棋界突撃レポート 棋王戦の舞台裏」より。 散策から帰ると棋王戦主催の共同通信の担当者である橘さんが、両対...