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「ご覧のとおり変な髪形をしているし、相変わらず着ているものは不良少年のスタンスを少しもくずしていない。四段昇段以降、彼は勝って勝ちまくっている。それでも時々彼の瞳に見え隠れするどうしようもない不安のようなものは一体何なのだろう」

将棋世界1997年1月号、「棋士達の背景 第1回 行方尚史五段」より。 ある意味では行方尚史という青年は、何か人の心の奥底をくすぐるようなところがある。彼の本質は不良少年で、それもつっぱりとかとは正反対に位置する軟弱でどうしようもない不良。...
将棋関連書籍Amazon売上TOP10

将棋関連書籍amazonベストセラーTOP30(2021年3月6日)

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神崎健二六段(当時)「ふたりっ子制作舞台裏」

近代将棋1997年4月号、神崎健二六段(当時・ふたりっ子将棋指導担当)の「”ふたりっ子”最高潮! ー今後の展開と、楽しみ方」より。 約5ヵ月放送された「ふたりっ子」も残すところあと1ヵ月。いままで放送されたことに関する疑問の一部にお答えいた...
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谷川浩司九段「私の役は、野田香子に弟子入りを志願されて断る、というプロ棋士の役」

将棋マガジン1996年7月号、グラビア「NHKの朝ドラに将棋!!ヒロインは将棋指し」より。 NHKの朝のドラマに、プロ棋士を目指す女性がヒロインとして登場することになった。 これは10月7日放送開始の次期連続テレビ小説「ふたりっ子」の話であ...
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「この型の人は『種を蒔く』ことは好きだが『刈り入れる』ことには興味が湧かないという特徴を持っている」

将棋世界1997年3月号、真部一男八段(当時)の「将棋論考」より。 升田型の棋士、大きな構想力を以て新手法を打ち出し、ぐいぐい局面を主導的に動かして行く。その勝ち方は真に鮮やかであり喝采を浴びる。 だがその反面、負ける時はちょっとしたケアレ...