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森雞二九段「しかしね、僕は名人を取らなくてよかったと今思っているんだ。取っていたら、僕のことだ。目標を失い、将棋指しをやめていたかもしれない」

将棋世界1996年1月号、高林譲司さんの「思い出の戦場 森雞二九段」より『そして彼は髪を剃った』より。  テキサス州ダラスでケネディ大統領が暗殺された時、何をしていたか。若い人はともかく、この設問には、ほとんどの人が答えられるという。アメリ...
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「羽生六冠はタイトルを次々と防衛。そしてまた竜王戦七番勝負と王将リーグを並行して戦う秋が来たのである」

将棋マガジン1995年12月号、大野隆さんの「第45期王将リーグ開幕!激闘始まる」より。 「七冠」。この言葉が具体的な話題になり始めたのは、1993年の夏、羽生が王位を奪取して史上3人目の五冠王になった時であった。しかし、その後の羽生は、1...
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「将棋の郷田真隆五段の大ファンです。とにかくカッコイイのよ!」

将棋マガジン1996年1月号、読者の投稿欄「コマゴマ掲示板」より。  夏ごろから、将棋に関するものに目を通すようになった。お付き合いをしている彼がアマ四段で、少しでも共通の話題がほしいと思ったからだ。  ところで、2年前にピアノがきっかけで...
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NHK将棋講座2020年12月号「羽生善治九段-佐々木大地五段戦」観戦記

今日は、NHK将棋講座最新号の発売日。 ◯表紙は、深浦康市九段のイラスト。 ○「平成の勝負師たち 第21回 深浦康市九段」、文は内田晶さん。深浦九段の三段時代から現在に至るまで。「流れ」についての深浦九段の考え方が興味深い。愛弟子の佐々木大...
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先崎学六段(当時)「私の所に入門を志願するような人はそれだけでダメです(笑)」

将棋マガジン1996年1月号、「先崎六段のトークライブ」より。  新宿に、「ロフト・プラスワン」というライブハウスがある。ここでは毎日、「一日店長」といって、いろいろな分野の人のトークライブを行っている。その店の一人が、そこに棋士を呼ぶ事を...