観戦記

郷田真隆五段(当時)「将棋はぼくの体の一部。本筋でない手は指が排斥する」

将棋世界1995年11月号、N記者の第36期王位戦〔羽生善治王位-郷田真隆五段〕第6局観戦記「仰天の勝着」より。 1図以下の指し手 △8四飛▲5六飛△2三銀▲7五歩△7四歩▲同歩△同飛▲8六飛△8二歩▲5六角△2四飛▲9五歩(2図)  パソ...
インタビュー・対談

杉本昌隆四段「相振り飛車は将棋の純文学」

将棋世界1995年9月号、故・池崎和記さんの「昨日の夢、明日の夢」より「杉本昌隆四段 四間飛車の無印良品からブランド品へ」。 普及も棋士の仕事  杉本の師匠は故・板谷進九段である。  僕は8年前、週刊将棋の企画で約10ヵ月間、板谷と一緒に仕...
インタビュー・対談

「一足先に四段になった村山聖が杉本昌隆三段の将棋を『振り飛車の本格正統派』と評したことがあった」

将棋世界1995年9月号、故・池崎和記さんの「昨日の夢、明日の夢」より「杉本昌隆四段 四間飛車の無印良品からブランド品へ」。  最近、タイトル戦で振り飛車の将棋をよく見かけるようになった。  羽生-森下の名人戦では向かい飛車と四間飛車、羽生...
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羽生善治六冠「あっ、あいています」、郷田真隆五段「行きます」

将棋世界1995年9月号、高林譲司さんの巻頭エッセイ「旅」より。  王位戦七番勝負が今年も始まった。過去十年、すべての王位戦対局に随行したものの、旅はしなかった。今年は旅をしてみようと思う。海を見た幼い日に戻ることはできないにしても、対局の...
インタビュー・対談

棋士の「どんな縁起をかつぎますか?」

将棋マガジン1996年2月号、「第54期順位戦」より、「どんな縁起をかつぎますか?」からのトピックス。 羽生善治六冠 特になし 中原誠永世十段 少しありますがそれは秘密 米長邦雄九段 人はかつぎますが縁起はかつぎません 谷川浩司王将 扇子を...