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先崎学四段(当時)「ウソだろう。オレずっと先手番だと思って研究してたのに、ひどいよお」

将棋世界1988年12月号、青島たつひこ(鈴木宏彦)さんの「駒ゴマスクランブル」より。 先崎学四段、中田功四段、佐藤康光四段、石川陽生四段、日浦市郎五段…。みんな4階記者室、桂の間の常連である。 彼らは対局の多い日や重大な対局のある日は必ず...
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棋聖戦第2局ロサンゼルス将棋ツアーこぼれ話

近代将棋1985年9月号、「棋界ミニ情報」より。 6月28日より7月4日まで棋聖戦観戦を兼ねたロサンゼルス将棋ツアーで2、3の話題をそこでひろってみると、 棋聖戦対局の翌日、米長棋聖は観光で映画等で有名になったビバリーヒルズ、サンタモニカの...
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「ぎりぎりの終盤で、手洗いに立った森はそのままドアの前で立ちつくしていた。握りしめた左手のおしぼりが、ぶるぶるとふるえていた」

将棋世界1989年1月号、福本和生さんの「検証・素顔の棋士達 森雞二王位の巻」より。 昭和60年7月、第46期棋聖戦の五番勝負第2局は、ロサンゼルスのホテルニューオータニで行われた。  米長邦雄棋聖に挑戦者が勝備修八段(現九段)で、米国本土...
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二上達也九段「そろそろわが将棋人生にピリオドを打つ時期が迫ってきました」

将棋世界1987年12月号、福本和生さんの「検証・素顔の棋士達 二上達也九段の巻」より。森の必敗局が… 昼食はいつものように、ざるそばが用意されていた。伊豆長岡「石亭」の広い座敷の食卓にそばが並べられ、エビや野菜の天ぷらが置かれ、いつでも食...
インタビュー・対談

桐山清澄棋聖(当時)「スーパーマリオブラザーズは8-4まで全部いけますよ。すごい?だれでも練習すれば、これくらい簡単にいけますよ」

将棋世界1987年4月号、池崎和記さんの「自分主義からの出発 桐山棋聖のすべて」より。 人間・桐山についてなら、わたしが昔から思い描いているイメージがある。 外柔内剛。 含羞の人。わたしのなかにある桐山像は、煎じ詰めれば、この二点に凝縮され...