自戦記 羽生善治四段(当時)「これで、とりあえずほっとして夏休みを迎えることができます」 近代将棋1987年10月号、羽生善治四段(当時)の順位戦C級2組〔対 田辺一郎六段〕自戦記「うまく指せた一局」より。 昼食休憩の後、僕は千日手にすべきかどうか迷っていた。局面はA図。自分では少し模様がいいと思っていただけに千日手にはしたくな... 2019.06.20 自戦記
観戦記 谷川浩司九段「向こうさんは、独り、部屋の中でほくそえんでいるだろうなあ」 近代将棋1987年10月号、高林譲司さんの第28期王位戦七番勝負〔高橋道雄王位-谷川浩司九段〕第4局観戦記「谷川 王位奪取あるか」より。 早くも継ぎ盤の田中魁秀八段は、「谷川さんの優勢な変化ばかりになる」という。 午後5時半が封じ手の時刻。... 2019.06.19 観戦記
自戦記 「私は夢は99%かなう可能性がなく、残り1%を追うものだという考えを持っている。なぜなら、努力すれば何とかなるなら、それは”目標”になるからだ」 このような自戦記も楽しい。このような自戦記がもっとあってもいい。将棋マガジン1991年10月号、中井広恵女流王位の第14期女流王将戦A級リーグ(対 清水市代女流三段)自戦記「夢と目標」より。 今年の夏はかなりいそがしかった。各地で行われる将... 2019.06.18 自戦記
読む 先崎学五段(当時)「この手が見えぬようではA級に上がる資格がない」 将棋マガジン1991年4月号、河口俊彦六段(当時)の「対局日誌」より。 大広間では、森(雞)-田中(寅)戦と、吉田-前田戦(ともに順位戦)がおもしろい形。歩得をした田中が肩を怒らせている。森はいない。そこへ石田が来た。思いここにあらずの顔。... 2019.06.17 読む
将棋ペンクラブ 将棋ペンクラブ大賞最終選考候補作(第31回) 将棋ペンクラブ大賞2次選考結果をお知らせ致します(2018年4月1日から2019年3月31日に発表された作品が対象)。2次選考は、1次選考で選抜された作品を7名の2次選考委員(技術部門は3名の技術選考委員)が選考します。各2次選考委員の各作... 2019.06.16 将棋ペンクラブ