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谷川浩司九段の歯に衣着せぬ棋譜解説

将棋マガジン1987年8月号、谷川浩司九段の「谷川浩司が見た 中原、米長の名人戦 善悪を超越した戦い」より。 この文が読者の目に触れる頃には名人戦は既に終わっているはずである。 中原名人対米長九段、という現棋界では最高の対決であるはずの、こ...
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超激辛対局日誌

将棋マガジン1987年7月号、川口篤さん(河口俊彦六段・当時)の「対局日誌」より。【5月8日・名人戦第3局】名人位の重み 名人戦の権威は、由緒ある名称だけにあるのではない。常に最強の者同士が戦ってきた歴史にもよる。だれもが認める最強の者でな...
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井上慶太五段(当時)「ワシやったら相手がトイレに立ったスキに、記録係にお茶くれ言うて……」

将棋マガジン1990年10月号、神吉宏充五段(当時)の「へえへえ 何でも書きまっせ!!」より。Q.とっておきの駒 神吉先生に質問があります。 取った駒を駒台に乗せないとルール違反になりますか。プロの対局で終盤、とっておきの歩を手に隠し持って...
自戦記

屋敷伸之棋聖(当時)「奇跡が起こった」

将棋マガジン1990年10月号、屋敷伸之棋聖(当時)の第56期棋聖戦五番勝負第5局自戦記「奇跡が起こった」より。 今年の6月は、いろいろとひどいめにあった。竜王戦の5組決勝で敗れて、本戦出場とフランクフルトへの夢を断たれた。 そして、中旬か...
大ポカなど

中原誠十六世名人の大ポカ(第48期名人戦第2局)

将棋マガジン1990年7月号、萩山徹さんの第48期名人戦第2局観戦記「中原、稀に見る大ポカ」より。 本譜の▲2四歩が好手。この歩を突かず単に▲1六飛は、△2七馬▲1三香成△2一玉で攻めが続かない。 ところが、▲2四歩△同歩の突き捨てを入れれ...