随筆

原田泰夫九段の講演(序盤)の再現

近代将棋1982年12月号、原田泰夫八段(当時)の「棋談あれこれ」より。講演 秋冷、仕事をした後の酒のうまさかな、人生の幸福を感じる。11月17日付で九段、11月25日付で藍綬褒章を下さるご通知、ありがたく感謝、肩書を汚さぬように界、道、盟...
アマ列伝

小池重明アマ名人(当時)「歩が3枚あればと金が3つ出来る。残りの駒は受けに使え」

近代将棋1982年6月号、小池重明アマ名人(当時)の連載随筆「将棋と酒」より。小池流独断と偏見の将棋に強くなる法○将棋を最愛の彼女だと思うこと 好きになればだれでも大事にしたい。そういう想いは相手にも通じるものである。そうすれば対局前に盤を...
講座

「矢倉は難しくて、わからない」という理由

近代将棋1977年1月号、青野照市五段(当時)の「矢倉のすすめ」より。「矢倉は難しくて、わからない」 この言葉は、初級者だけでなく、アマの高段になった人からでさえ、聞かれます。 では、なぜ矢倉戦法は難しくて、わかりにくいのでしょうか。(中略...
アマ列伝

小池重明アマ名人(当時)と七條兼三さん

近代将棋1982年4月号、小池重明アマ名人(当時)の連載エッセイ「将棋と酒」より。 いやあー、寒い寒い、だての薄着で気取っていたら人並みに風邪をひいてしまった。今も鼻水を流しながらこの原稿を書いている。若い女性ファンには見せられない姿である...
読む

米長邦雄棋王(当時)「青学には可愛い女性が多いですか、私好みの」

近代将棋1982年4月号、木屋太二さんの米長邦雄棋王-諏訪寛アマ四段(飛落)観戦記「華麗なる決め手」より。 今月の挑戦者は諏訪寛さん。東京の青山学院大学の3年生。棋力は四段で、現在将棋部の部長をしているそうだ。21歳。「手合は?」と棋王。「...