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福崎文吾八段(当時)によるユニークな棋士紹介(前編)

将棋世界2005年6月号~11月号、福崎文吾八段(当時)の「関西将棋レポート」より。 井上八段は戦略家で、横歩取りや相掛かりの手将棋を得意にされている。(6月号) 井上慶太八段は関西棋士の人望が厚く、おもしろい人柄だ。C級の時に昇級の一番を...
自戦記

大山康晴永世王将・十段「51歳の私が新人を名乗ったのも、われとわが身に重い荷物を背負うことによって、大山将棋の限界を見きわめたい」

近代将棋1974年6月号、大山康晴永世王将・十段の第33期名人戦第1局自戦記「名人位奪回をめざして」より。 こんどの名人戦は私にとって大きな試練だと思っている。中原名人を負かすのは私だ、と宣言し、雑誌にも書いた。51歳の私が新人を名乗ったの...
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先崎学八段(当時)の絶妙な楽屋落ち

将棋世界2003年6月号、7月号、先崎学八段(当時)の「駒落ちのはなし」より。 いくら「丸投げ」から始まった連載とはいえ、校了まで2週間を切っているのに丸投げのままなのである。先崎学が無責任な人間ならば、このページは白紙のまま発売されていた...
タイトル戦の食事

第31期竜王戦第1局対局場「セルリアンタワー能楽堂」

羽生善治竜王に広瀬章人八段が挑戦する竜王戦、第1局は東京都渋谷区の「セルリアンタワー能楽堂」で行われる。→中継→AbemaTV将棋チャンネル→ニコニコ生放送「セルリアンタワー能楽堂」は、セルリアンタワー東急ホテルの地下2階にある能楽堂。セル...
随筆

四段昇段を逸した次点者に贈られた賞など

近代将棋1974年6月号、原田泰夫八段(当時)の「棋談あれこれ」より。名人戦(中原・大山七番勝負) 名人戦が始まると朝日新聞の配達が待ち遠しい。帰宅がおそく本部へ寄らない時は、駅の売店で買う。第一日目の進行はどうか、二日目の夕刊には勝敗がつ...