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郷田真隆九段「リップサービスで付け加えると、本格派の将棋を見たければ私の将棋を見てください」

将棋世界2005年5月号、第63期順位戦昇級者(B級1組→A級)より。郷田真隆九段1.この1年の順位戦を振り返って内容が良くない将棋ばかりで酷かった。先崎戦は最悪でどうしようもなかった。井上戦も終盤、詰みや勝ちを逃したり…。森下戦も必勝に近...
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宮田敦史五段(当時)「僕の前に誰か出てきましたか」

将棋世界2005年5月号、山岸浩史さんの「盤上のトリビア 最終回 『人間にとって終盤は大変である』」より。「コンピュータ以上」の男 本誌のN記者が証言する。「彼には最近まで『詰将棋サロン』の問題の検討をお願いしていたのですが、その検討能力は...
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谷川浩司九段が選ぶ自身の妙手ベスト3

将棋世界2005年5月号、山岸浩史さんの「盤上のトリビア 最終回 『人間にとって終盤は大変である』」より。「あの人」がいない「将棋は創造だ」と升田幸三は言った。この世で一番好きな言葉は「新戦法」である私としても、プロにはつねに新手を追求して...
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藤井猛九段「三浦君の寄せの強さは底知れない」

将棋世界2005年4月号、河口俊彦七段(当時)の「新・対局日誌」より。 A級順位戦の8回戦の日である。俗にラス前の日、などと言われ、ここからは全5局、同じ日に戦われる。(中略) 私の注目の一局、というより気になる一戦は、谷川棋王対三浦八段戦...
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「みんな自分の将棋が載っているときは読むが、それ以外は読んでないからである」

将棋マガジン1984年12月号、川口篤さん(河口俊彦六段・当時)の「対局日誌」より。「この頃の観戦記はおかしい」 とみんないう。米長と青野が不満をもらしたことは前にもちょっと書いたが、このあいだも勝浦、森安と三人で焼き肉をつついていると、森...