棋士のエピソード

筆が滑ってしまう揮毫

将棋マガジン1987年11月号、コラム「棋士達の話」より。 将棋界のタイトル戦で対局者は和服着用が多いが、それらの逸話もある。大内九段は昭和50年の名人戦で一局ごとに和服を代えた。ところが予想もできず全9局になったので何着かは新しく作った。...
棋士のエピソード

棋士たちの視力検査

将棋マガジン1987年10月号、コラム「棋士達の話」より。 故・花村九段は下手殺しとして駒落ちにも定評があった。ある時の指導で上手が勝ち感想戦で、こう指せばあなたの勝ちでしたね、といいながら駒を並べ直したが熱中して、以下の変化は……と、こう...
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棋士のエピソード

「スタミナは対局前につけるべきで、当日胃に血が行くのはもったいない」と考えた棋士

将棋マガジン1987年6月号、コラム「棋士達の話」より。 15年位前の加藤一二三九段は昼食の注文に「私は弁当の上、300円ので結構です」と答えることが多かった。ある日も同じように答えたところ「今日から値上げで、300円では上になりません」リ...
棋士のエピソード

花村元司九段「いやぁ~電車が混んじゃってネ~」

将棋マガジン1987年2月号、コラム「棋士達の話」より。 対局の遅刻はその時間の3倍を引く罰則がある。ほめられた事ではないがよく遅れる常連もいる。独特の人柄で知られた故・花村元司九段はある時遅刻のいいわけに、「イヤァ~電車が混んじゃってネ~...