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執念のぶつかりあう凄絶な一戦

将棋マガジン1984年11月号、吐苦迷棋坊さんの「第43期名人戦挑戦者決定リーグ戦」より。 今、棋界で執念という言葉がぴったりあてはまる棋士とは誰か。筆者は、田中(寅)八段と森八段の名がすぐに浮かぶ。この二人の勝負に対する姿勢はすさまじい。...
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棋士のエピソード

飛行機嫌いの棋士が飛行機に乗るとき

将棋マガジン1987年8月号、コラム「棋士達の話」より。 悲運の名棋士、などというがこれは全くのウソ。名棋士と呼ばれるまでには運がなくてはダメだからだ。10年程前仙台地震の時東京でも相当ゆれたが、そこに中原名人がいたので誰もあわてなかった。...
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二上達也八段(当時)のチップ

今日は羽生善治竜王の師匠、故・二上達也九段の話。将棋マガジン1984年9月号、清水孝晏さんの「思い出の棋士たち 二上達也九段」より。 真夏の暑い座敷の隅で詰襟服の青年とおつむに申し訳程度の毛の残った武田信玄といった奇妙な取り合せで将棋を指し...
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「こんな高い対局料、後にも先にもないよ」

将棋マガジン1984年7月号、花村元司九段の「故灘蓮照九段を偲ぶ」より。 私が専門棋士として木村義雄先生に入門したのが昭和19年。事実上、21年度から順位戦対局。6年間の歳月が流れて27年、A級八段となる。超早指し棋士と評され、有頂天の頃で...