読む 「升田新手の被害者第一号にはB級1組の七段あたりがよく選ばれていた」 将棋世界1986年7月号、東公平さんの「ご縁の深い名棋士 神機妙算 升田幸三先生」より。 人は、時代的にしか生きられない。 もう少し早く生まれていたら、私は将棋の世界に入っていたかどうか分からないが、観戦記者になって升田幸三先生の全盛時代の... 2017.10.26 読む
随筆 米長邦雄八段(当時)「血液型を調べてもらったら、なんとAB型といわれた。昨日までB型だった」 近代将棋1974年7月号、米長邦雄八段(当時)の「さわやか随筆」より。 いい陽気になったものだ。 5月というのは、一年中で一番良い月だと思う。 息詰まる年度末の順位戦を終え、解放されるのも手伝っているのかもしれない。 最近は調子絶好。伊東へ... 2017.10.25 随筆
随筆 オールナイトニッポンでパーソナリティを務めた棋士 近代将棋1977年1月号、芹沢博文八段(当時)の「のむ打つ書く」より。 石田七段と王位戦でぶつかりました。七段と八段ですから普通なら何局か指しているものですが彼とは初対局なんです。 久し振りに”将棋”を指してみようと思ってはいたんですが”感... 2017.10.24 随筆
読む 米長邦雄二冠(当時)が「矢倉は将棋の純文学である」の真意を語る 近代将棋1985年1月号、米長邦雄二冠(当時)の「さわやか流 将棋相談」より。Q.米長さんは「矢倉は将棋の純文学である」とおっしゃっていますが、これはどういう意味ですか。ちなみに他の戦法はいわば大衆小説なのでしょうか。(旭川市 Oさん)A.... 2017.10.23 読む
読む 原田泰夫九段「初級者や弱い人と指せば疲れませんが、強い人と指しますと疲れます」 皇后陛下が、10月20日、誕生日にあたり、この1年を振り返っての感想を文書で寄せられた。その中では将棋に関することも次のように触れられている。将棋も今年大勢の人を楽しませてくれました。若く初々しい棋士の誕生もさることながら,その出現をしっか... 2017.10.22 読む