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米長邦雄二冠(当時)「王将就位式では、ぜひ伊代ちゃんとのブチュッを見せてくれるよう希望する」

昨日の王座戦第4局で中村太地六段が羽生善治王座に勝ち、3勝1敗で王座を獲得した。今日は、31年前、23歳の中村修王将が誕生した時のこと。将棋世界1986年5月号、毎日新聞の加古明光さんの「第35期王将戦終わる 中村新王将誕生! -ヤングパワ...
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「将棋の神様は、いらぬ情けをかけてくれたと思う」

将棋世界1986年3月号、河口俊彦六段(当時)の「二流か超一流か」より。 1年前の2月の中旬、私が将棋会館3階の編集室にいると、真部がスッと入ってきた。顔は白ちゃけて脂気がなく、あきらかに憔悴の色が見てとれた。 後に知ったのだが、彼はこのと...
タイトル戦の食事

第65期王座戦第4局対局場「横浜ロイヤルパークホテル」

羽生善治王座に中村太地六段が挑戦する王座戦、第4局は横浜市の「横浜ロイヤルパークホテル」で行われる。→中継「横浜ロイヤルパークホテル」は、横浜ランドマークタワーの上層階(52階~67階)にある、日本で最も高い所(建物の1階との高さの差)に位...
奨励会

元祖天才少年

将棋世界1986年3月号、銀遊子さん(片山良三さん)の「関東奨励会だより」より。 先だってアッという間に奨励会を駆け抜けていった羽生善治が出現する以前には、”天才少年”といえば米長十段門下の先崎学の頭の上につく形容詞と決まっていたものだった...
インタビュー・対談

名人位を失冠した時の慰めの言葉

将棋世界1985年4月号、加藤治郎名誉九段の「この面白い芝居からは、目が離せないねえ」(前編)」より。聞き書きは香太さん。 そう、木村名人と言えば失敗談があってねえ。昔、木村名人が塚田八段(故・正夫名誉十段)に負けて、初めて名人を取られた時...