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森信雄六段(当時)「淋しいなあ」

将棋世界1999年8月号、大崎善生編集長(当時)の「編集部日記」より。6月5日(土) 久し振りに大阪に遊びに行く。森信さん宅に二泊。理事を退任した森さんはのんびりムードで理事になる前の森さんに戻った。「これからは口に気をつけんでもええねえ」...
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「これが”待った”をされん王手飛車の掛け方ですわ」

藤沢桓夫さんの『将棋百話』(1974年)より。 西本馨四段は関西所属の中年棋士である。現在舞鶴で道場を開いているが、大阪生れ。性格は本来は明るく、洒脱な一面もあり、昼間の誰もいない銭湯で好きな浪曲をうなっている時が一番よい気分と、むかし私に...
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秒読みの時は直感で浮かんだ一番良さそうな手を除外して読むべし

将棋世界1980年6月号、「自在流人生の内藤九段に聞く」より。 この本(随筆集『自在流人生』)のなかから記者がオヤと思った一節を抜いてみよう。「秒読みの対策は」という項である。本来なら人に知らせたくない思考法のはずだ。≪1分将棋(テレビの場...
将棋関連書籍Amazon売上TOP10

将棋関連書籍amazonベストセラーTOP30(2016年8月6日)

amazonでの将棋関連書籍ベストセラーTOP30。将棋世界のバックナンバーやKindle版書籍が上位を席巻。これは、8月3日から開始されたAmazonのKindle Unlimited(月額980円で、12万冊以上の本、コミック、雑誌およ...
棋士のエピソード

「郷田さんってかわいい!」

将棋世界2000年3月号、神吉宏充六段(当時)の「今月の眼 関西」より。 ところで、札幌東急将棋まつりではオモロイ話がありましてん。タイトルは『ウサギの目になった男』、主役は郷田真隆八段。 新春の将棋まつり、棋士達が札幌入りしたのが前日の夕...