読む 先崎学六段(当時)「恐れ入りました。いろいろ言った私達が悪うございました」 将棋世界1995年12月号、河口俊彦六段(当時)の「新・対局日誌」より。 この日のモニターテレビは、加藤(一)九段対行方五段(王位戦)。 新旧天才棋士の対決らしく、盤面の雰囲気がちがう。控え室に来た棋士達は、目ざとく気がつき、立ちどまって盤... 2016.03.03 読む
観戦記 内藤國雄九段『そうや、ワシがあのチョメチョメの芹沢や』 将棋世界1984年8月号、S記者の第44期棋聖戦第1局〔谷川浩司名人-米長邦雄棋聖〕第1局観戦記「米長、豪刀を振るう」より。対局場はグランドホテル浜松。 谷川が▲3五歩と突っかけたのが午後5時頃。ちょうどこの頃、内藤九段の2回目の大盤解説が... 2016.03.02 観戦記
棋戦 名人戦の不思議な法則性 将棋世界1984年8月号、「声の団地」より。名人戦の不思議 実力制度による名人位の獲得戦が関根十三世名人の英断により、行われたのが、昭和12年のことです。当時、八段だった木村十四世名人が、第1期の名人位に就かれました。それから去年の谷川名人... 2016.03.01 棋戦
観戦記 森雞二九段「羽生君の側にいると念波にやられるから」 将棋世界1995年11月号、野口健二さんの第43期王座戦〔羽生善治王座-森雞二九段〕第3局観戦記「幻惑された魔術師」より。 今期の五番勝負でタイトル戦登場25回の羽生善治王座に対し、9人目の刺客として森雞二九段が名乗りを上げた。 森は羽生の... 2016.02.29 観戦記
戦法 悪役的存在だった振り飛車 将棋世界1995年1月号、青野照市九段の「新・鷺宮定跡」より。 私が「鷺宮定跡」を発表して、10年余りになる。イヤ、実際に初めて指したのは五段の頃だったから、もう15年以上前から指していたことになる。鷺宮定跡は山田定跡を進歩させたもので、特... 2016.02.28 戦法