自戦記

大山康晴十五世名人「ヌードの玉は所詮助からない運命」

大山康晴十五世名人らしくない将棋と自戦記。将棋世界1983年3月号、大山康晴十五世名人の連載自戦記〔棋聖戦本戦トーナメント 対谷川浩司八段戦〕「ほっと一息が敗因」より。 谷川さんと対戦するたびに、昔土居市太郎名誉名人(故)と初めて平手戦を指...
日記など

ブログを少し変更しました

この連休中に、このブログのSSL化(http://からhttps://に変える)を行いました。SSL(Secure Socket Layer)は、インターネット上でやりとりされるデータの「盗聴」「改ざん」「なりすまし」を防止するための暗号化...
講座

山崎隆之六段(当時)のパラダイス

近代将棋2005年2月号、村山慈明四段(当時)の「定跡最前線特捜部」より。 横歩取り△8五飛戦法の対策として一世を風靡したのが「山崎流」と呼ばれる8筋に歩を打たないで角交換する型である。山崎流に対して中座真五段が指した新手が優秀で、今では全...
タイトル戦の食事

第63期王座戦第3局対局場「龍言」

羽生善治王座に佐藤天彦八段が挑戦する王座戦、第3局は新潟県南魚沼市の「龍言」で行われる。→中継上杉景勝・直江兼続ゆかりの坂戸山ふもとにある六日町温泉「龍言」は、越後の豪農屋敷や庄屋屋敷を移築してきた建物を使っており、大庭園は約4000坪の広...
次の一手

くいちがった升田説と内藤説

将棋世界1983年5月号、石田和雄八段(当時)の「将棋相談室」より。問 どちらが正しい? 1図から升田九段の「升田流新戦法」では”▲7七角△8二飛▲8三歩△3二飛▲8八飛で先手有利”と書いてあります。しかし内藤王位の「石田流穴熊破り」では”...