自戦記

谷川浩司王位(当時)「この連載自戦記では、私はいつも肩書きで統一しているのだが、今回だけは先生と書きたい気分である」

将棋世界1988年4月号、谷川浩司王位(当時)の連載自戦記〔A級順位戦 対内藤國雄九段戦〕「全力で戦った一局」より。 問題図は、△2四歩▲同歩△2二飛▲2八飛△2四角までの局面である。 後手の次の狙いは、もちろん△5七角成ではなく、△5六歩...
インタビュー・対談

夜の脇システム

将棋世界1985年3月号、神吉宏充四段(当時)の「関西若手はどないじゃい 脇謙二六段の巻」より。 脇謙二六段。昭和35年8月生まれの24歳。血液型O型、彼は関西関東どちらでも「お祭り脇」と呼ばれている。その「お祭り」ぶりを今回は彼の楽しい日...
棋士のエピソード

「谷川君、実は彼女、僕の嫁さんやねん」

将棋世界1984年10月号、神吉宏充四段(当時)の「関西若手はどないじゃい 東和男六段の巻」より。ここでぇの東「ここでぇ…ぎぃんん」関西将棋会館の棋士室へいくと毎日といっていい程このセリフが聞こえてくる。 そう東六段が棋譜を並べているのだ。...
将棋関連書籍Amazon売上TOP10

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棋士のエピソード

神戸組百花繚乱

将棋世界1983年8月号、中平邦彦さんの「神戸だより」より。 この原稿、箱根のホテル「花月園」で書いている。 締切日を過ぎているが、なにしろ名人戦が決まらないことには何も書けない。箱根はその6局目。二転、三転、そして四転してついに谷川新名人...