奨励会

森内俊之三段(当時)の苦行

将棋世界1987年6月号、駒野茂さんの「関東奨励会レポート」より。 四段の最右翼と言われながら、いつの間にか櫛田、佐藤に抜かれてしまった森内。しかし、このまま黙っている男ではない。佐藤の勝ちっぷりの影になってしまっていたが、その間も白星を着...
奨励会

佐藤康光新四段誕生の夜

将棋世界1987年6月号、駒野茂さんの「関東奨励会レポート」より。 3月25日。注目の佐藤康光が2連勝して来期の順位戦に間に合うかどうか、それに視線が集った。 普通ならば昇段出来る、出来ないに話題を持って行くのだが、彼の場合はちょっと違う。...
タイトル戦の食事

第27期竜王戦第3局対局場「帝国ホテル 東京」

竜王戦第3局は、東京都千代田区の「帝国ホテル」で行われる。→中継------帝国ホテルは、欧化政策を推進するために、外務大臣だった井上馨が渋沢栄一と大倉喜八郎に協力を要請し、1890年に開業された。当時は、隣に鹿鳴館があった。-----戦前...
奨励会

羽生流真空斬り

将棋世界1987年4月号、銀遊子さんの「関東奨励会レポート」より。双葉より芳し 奨励会を見るのは楽しい。 競馬で例えると、新馬戦を見ているようなもので、馬っぷり、血統、フットワークなどで各馬の将来性を占う楽しみが、なんとも味わい深い。これは...
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片山良三さん(銀遊子さん)からコメントをいただく

昨日の記事に、なんと銀遊子さんご本人からコメントをいただいた。「銀遊子」は、片山良三さんのペンネーム。片山良三さんは故・花村元司九段門下。奨励会を退会後、将棋世界などで文章を書き、1987年からサンケイスポーツに入社。武豊騎手の初代番記者と...