絶妙手

振り飛車、絶妙の手順(4)…剱持松二七段(当時)の魔法のような絶妙手

将棋世界1992年12月号、鈴木輝彦七段(当時)の「対局室25時 東京」より。 隣は飯野-劔持戦で7図。駒得の上に馬を作っている。勝勢といってもいい局面で、10年前なら「板の間にたたきつけてやるか」とでも言って腕まくりをする所だろう。最近の...
観戦記

薪割り大五郎VSハンマー猛

将棋世界1992年9月号、鈴木輝彦七段(当時)の「対局室25時 東京」より。 特別対局室は佐藤(大)-藤井戦が5図。植山-関根戦が6図になっていた。 6図は若手の植山五段が指せそうだったが、5図はベテランの佐藤先生が充分ではないかと思った。...
将棋ペンクラブ

将棋ペンクラブ交流会の一日(2014年前編)

5月17日(土)に将棋ペンクラブ交流会が開催され、70名以上の方にご参加いただきました。ご来場の皆さま、ご協力いただいた棋士の方々に厚くお礼申し上げます。以下は5月17日の日記。3:00起床。最近はブログを書く時、夜の疲れた頭で書くよりも、...
棋士のエピソード

中原誠名人防衛を聞いて泣き出した女性ファン

将棋世界1992年9月号、鈴木輝彦七段(当時)の「対局室25時 東京」より。 記者室に顔を出すと数人の棋士に「森下さん、昇段おめでとうございます」と森下君がお祝いを言われていた。 「何で上がったの」と私が訊いたのには理由があった。つい最近六...
自戦記

「こんにちはっス!豊川孝弘です」

将棋世界1992年12月号、豊川孝弘四段(当時)の第4回富士通オープン将棋トーナメント〔2回戦 豊川孝弘四段-永森広幸アマ〕自戦記「世の中そんなに…」より。 こんにちはっス! 豊川孝弘です。 昭和42年2月20日生まれ25歳。身長180cm...