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対局時の食事を一緒にとりに出るほど仲の良い二人

将棋マガジン1992年12月号、「公式棋戦の動き」より。〔王将戦〕 二次予選がすべて終了して第42期王将リーグが開幕した。 今期も若手ベテラン共に実力者揃いのリーグ戦で前期に引き続き、ハイレベルの挑戦者争いが行われることは必至と思われる。 ...
観戦記

プロの至芸(1992年 羽生善治棋王編)

昨日の、故・村山聖九段の「羽生将棋は次善手で勝つ」。その最も分かりやすい事例を見てみたい。将棋マガジン1992年7月号、青野照市八段(当時)の第10回全日本プロトーナメント決勝(羽生善治棋王-森下卓六段)観戦記「年間五十勝の極意」より。 羽...
棋士のエピソード

村山聖六段(当時)「知らないんですか、羽生先生の将棋を」

将棋マガジン1992年4月号、故・池崎和記さんの棋王戦第1局(南芳一王将-羽生善治棋王)観戦記「公開対局で開幕」より。タイトル戦控え室での、森信雄五段(当時)と村山聖六段(当時)の検討の様子。森、村山という師弟が、一緒になって将棋の検討を行...
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踊る先崎四段(当時)

将棋マガジン1990年8月号、鈴木輝彦七段(当時)のIBM杯昇級者激突戦「二〇〇一年将棋の旅」より。 一回戦の感想戦を終えると、私は対戦相手の羽生竜王と観戦記担当の先崎四段を食事にさそった。 勝負がすむと一杯飲みたくなるのが常だ。これも、人...
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20年前の棋士気質

IBM杯順位戦昇級者激突戦という、文字通り順位戦での昇級者9名によるトーナメント戦が行われていた時期があった。将棋マガジン1990年7月号、先崎学四段(当時)の第2回IBM杯順位戦昇級者激突戦「参加するこちに意義がある」より。 五月号の「将...