将棋世界7月号を読む。
面白い記事もあり読みでもあるのだが、将棋にかかわる部分は二~三段以上なければ読みこなせないような感じがする。
近代将棋がある頃は気にはならなかったのだが、そうではなくなってしまうと急にそう感じてくる。
タイトル戦の棋譜解説など、今はネット中継があるので、内容がかぶさらないように、ネット中継よりも更に詳しい解説で差別化をはかっているのかもしれないが、歴史的に、将棋ジャーナル、将棋マガジン、近代将棋が休刊した今、将棋世界が初級者、級位者マーケットをどのように取り込むかが課題でもあると思う。将棋世界が今後どのような発展的な変化をとげていくか、期待して見ていきたい。