18:30開会。今年はやはり出席者が多い。
司会は、湯川博士さんを落語の道に引きずり込んだ、元幹事で出版社勤務の社会人落語家、あっち亭こっちさん。
はじめに西上心太最終選考委員からの選考経過報告。
その後、二上達也名誉会長から、各受賞者へ、賞状・賞金・副賞を贈呈。
そして、受賞者からのスピーチ。
観戦記部門大賞の小暮克洋さん
技術部門大賞、観戦記部門優秀賞の勝又清和六段
文芸部門大賞の中野英伴さん
技術部門優秀賞の広瀬章人五段
同じく遠藤正樹さん
功労賞の団鬼六さん
奨励賞の桂九雀さん
受賞者各氏のスピーチは、興味深い話、面白い話ばかりで、あっという間に時間が過ぎた。時計を見ると、スピーチの時間だけで40分だったが、そのことが信じられないくらい短い時間に思えた。
ここで、私が感じたことの中から一つ。
中野英伴さんのスピーチのとき、私が立っている場所からは、立っている中野さん、その右下に椅子に座っている小暮さんの姿が見えた。
タイトル戦の対局場ではよくある組み合わせなのかもしれないが、小暮さんが観戦記を担当し、同じ場で中野さんが写真を撮っている、この磐石で豪華な体制というか、その姿を想像しただけで、私は、良い意味での鳥肌が立ってしまった。
つづく