女流王位戦第2局など

女流王位戦第2局は、石橋幸緒女流王位の反則負け(相手の駒を飛び越えて詰ませにいった)。

優勢な局面だっただけに残念だが、歴史に残る非常に豪快な反則。

野球の例でいえば、長島がホームランを打ったのにベースを踏み忘れてアウトになったのと、同じような感じかもしれない。

女流王位戦が更に盛り上がるのではないだろうか。

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昨日の対局時の昼食は

石橋幸緒女流王位が「ウニ・鮭・イクラ丼」、清水市代女流名人が「ハンバーグステーキ キノコソース」。

石橋女流王位が地元の名産品を取り入れたメニュー、清水女流名人が地元の名物にこだわらないメニューという点では的中したが、清水女流名人があっさりとした和食系ではないものを選択したのが意外な変化だった。

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竜王戦の昼食は、予想した精進弁当ではなく、渡辺明竜王が「精進カツ丼」、森内俊之九段が「精進カレー」。

思いもよらない昼食メニュー表が竜王戦中継plusに掲載されていたので、私はかなり動揺してしまった。

二日目の今日は、渡辺竜王「精進鰻丼」、森内九段「湯葉丼」と予想してみたい。

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精進物といえば思い出すのが、昔の人造肉(大豆から作った)。

昭和40年代前半に食べたことがある。

その時の感想は、まるで油揚げという感じだった。

しかし、世の中の発展は素晴らしく、人造肉とは思えない素晴らしい食べ物が出現してきている。

私が最も驚いたのが「大豆のから揚げ」。

中野にあるちゃんこ料理店「力士」のメニューだ。二子山部屋系。

この店のちゃんこ鍋(みそ)が絶品で、雑誌の「東京のちゃんこ鍋特集」で取材にきたことのある記者が自腹で通ってくるほど。

「大豆のから揚げ」、どうやって作るのかわからないが、見かけは「鶏のから揚げ」そのもの。食べると鶏に近い味がする。あるいは鶏よりも美味しいかもしれない。

もし「大豆のから揚げ」がカレーライスの具として入っていたら、かなりいけると思う。