今日の12時から14時までNHK教育テレビで、新春お好み将棋対局「次の将棋界をになう!東西若手対抗戦」が放送される。
(番組表より)
【対局】七段…橋本崇載,七段…山崎隆之,四段…中村太地,五段…豊島将之,倉敷藤花…里見香奈,女流二段…上田初美
【解説】NHK杯…羽生善治ほか
並び順で二人ずつの対局と思われる。熱戦が期待できそうだ。
羽生四冠の解説も楽しみ。聞き手は矢内理絵子女王。
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手元に将棋世界1973年2月号があり、1973年1月1日のNHK教育新春お好み将棋対局のニュースが載っている。
この時は二部構成。
〔第一部〕
新春紅白女流リレー対局
紅組
- 林裕子ちゃん(幼児女子チャンピオン、5歳)
- 林律子ちゃん(こども女子準チャンピオン、小学3年生)
- 太郎良三枝子さん(将棋連盟女性教室、24歳)
白組
- 中瀬奈津子ちゃん(こども女子チャンピオン、小学5年生)
- 松枝淑恵さん(高校女子選手権者、高校2年生)
- 長谷川ますゑさん(将棋連盟女性教室、62歳)
中瀬奈津子ちゃんは現在の藤森奈津子女流三段。
5歳の裕子ちゃんと最年長の長谷川さんが5手ずつ、律子ちゃんと奈津子ちゃんが10手ずつ、そのあと15手ずつを太郎良さんと松枝さんが指し、中盤から終盤まで(61手目以降)を再度律子ちゃんと奈津子ちゃんが対局する形態。
「女の一生を通じていつの年代にも将棋は楽しく指せるもの、ということを間接的に表現できたらというのが願いであった」と制作プロデューサーが書いている。
〔第二部〕
中原誠名人と大山康晴王将の早指し戦。
中原名人の三間飛車、大山王将の居飛車で大山王将の勝ちだった。
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初詣に行く習慣のなかった私にとっては、今も昔もNHKの新春お好み将棋対局を観て元旦を実感するということが続いている。