将棋ペンクラブ新年会余話

昨日の将棋ペンクラブ新年会は、二上達也名誉会長、木村晋介弁護士(最終選考委員)、幹事の11名での宴会となった。

楽しく時は過ぎる。

私の前の席はアカシヤ書店の星野さん。

はじめに出てきた料理がスペイン風鍋。

殻付き海老、ムール貝、イカ、飯蛸、各種野菜が入ったトマト風味の鍋料理。

これは煮込まなければならない。

その間、刺身盛り合わせ、揚げタコ焼きが出てくる。

刺身にはタコが入っていたので、ここまでの料理の全てにタコが入っていることになる。

星野さんは、タコを食べるごとに恍惚の表情。

一昨年以来、星野さんがいかにタコが好きかをこのブログでもとり上げてきたが、ここまで好かれていればタコも成仏できると思う。

でも、星野さんは鶏肉が苦手だ。

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1999年にアカシヤ書店へ初めて行った時のこと。

世にも稀なる天女のような絶世の美女が店番をやっていた。

そのとき私はドキドキしながら「将棋講座 第11巻 大野流振飛車新定跡」を買った。

翌月行った時は、男の人が店にいた。

少しガッカリしながら「升田の向飛車」を買った。

今から考えれば、その男の人が星野さんだったのだろう。

星野さんと知り合うようになってから、あの美女は誰だったのか聞いてみた。

「ああ、あの頃の俺の愛人だよ」

などと星野さんは言っていたが、今では嫁いでしまったお嬢さんだったようだ。

将棋の古書を買いに行って絶世の美女に会える、という局面もなかなか良いと思うので、年に2~3回はお嬢さんに復活していただいて、そういう特別日を作ってほしいものだ。