王将戦第1局対局場「大塚国際美術館」

王将戦第1局、羽生善治王将-久保利明棋王戦の対局場は、徳島県鳴門市の「大塚国際美術館」。→中継

大塚国際美術館は大塚製薬創立75周年事業として設立された。

館内には、大塚グループの特殊技術によってオリジナル作品と同じ大きさで陶板に複製された絵画が1000点以上展示されている。

陶板なので、2000年以上、色や姿が劣化しないという。

対局が行われるのは、バチカンのシスティーナ礼拝堂を立体再現した「システィーナ・ホール」で、間口約19m、奥行約40m、高さ約15m。地下3階にある。

個人的には、この対局場で、バチカンの騎士である加藤一二三九段の対局も見てみたい感じがする。

また、今年の2月27日(土)には、 横綱 白鵬の結婚式が大塚国際美術館で行われる。

〔館内のレストラン〕

館内には「レストラン・ガーデン」がある。

主なメニューは次のとおり。

・スペイン家庭風 ガーデンランチ(豚ロース肉のシェリー酒風味 トルティーリャと変わりパエリア添え) 1,000円

・和風ランチ 1,000円

・鯛めしとうどんセット 1,000円

・鳴門鯛の茶漬け 1,000円

・阿波尾鶏のオーブン焼き 1,200円

・ステーキランチ 1,300円

・最後の晩餐 1,800円(子羊のローストとスズキのソテー)

これ以外にも、海鮮丼、ハンバーグランチ、うな重、ボンカレーなどがあるという情報がある。

〔これまでの昼食実績〕

将棋棋士の食事とおやつによると、昨年の王将戦では、羽生善治王将が「阿波尾鶏のオーブン焼き」と「うな重」、深浦康市王位が二日間とも「鯛めしとわかめうどんのセット」だった。

〔昼食予想〕

メニューにある「鳴門鯛の茶漬け」は美味しそうだが、タイトル戦で茶漬けは気合負けに通じるような感じがするので、候補から除外したい。

「最後の晩餐」も、勝負の上では縁起が良くなさそうな名前なので、注文しづらいと思う。

また、ボンカレー(大塚食品)がメニューにあるのはとても嬉しいことだが、タイトル戦においてはなかなか難しいかもしれない。

そのような前提で予想をしてみたい。

羽生王将は、その対局場で以前に食べたものと同じメニューを頼むことがある。調査によると、「阿波尾鶏のオーブン焼き」はかなり高い評判のメニューのようだ。

そういうことで「阿波尾鶏のオーブン焼き」が第一候補。第二候補は、好調な実績をあげている海鮮丼ということにする。

一方の久保棋王は、順位戦において「親子丼」の次に採用が多いのが「うどん」系なので、第一候補は「鯛めしとうどんセット」。

第二候補は、「親子丼」がメニューにあれば「親子丼」、なければ「うな重」としたい。