日本将棋連盟女流棋士会「駒桜」のサイトの各女流棋士のプロフィール欄に書かれている「行きつけ・おすすめの店」探訪。
第6回目は久津知子女流初段。
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久津知子女流初段の行きつけ・おすすめの店
→たくさんありすぎて・・・
久津知子女流初段の地元は札幌なので、この気持ちはよくわかる。
北海道は食材の宝庫であるうえに、安くて良い店が多い。
私は一時期、東京が夜だけでも札幌になってくれればどれほどいいだろうと、真面目に思っていたことがあったくらいだ。
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札幌は大好きな街だ。
きっと、地元に住む人の行きつけの店と、出張や観光で札幌へ行く人の行く店は結構異なるのだろうが、今日は日曜日でもあるし、出張・観光の視点から、北海道の食べ物などを眺めてみたい。かなり偏っているかもしれないが。
[ジンギスカン]
ジンギスカンを食べる人は大きく次の二派に分かれる。
味付き派「味付けがされているジンギスカンを好む派」
後付け派「タレにつけて食べるジンギスカンを好む派」
2003年の北海道新聞の調査によると、道内での支持率は五分五分らしい。振飛車と居飛車のような関係だ。もちろん両刀派もいる。
私は味付き派。
初めての札幌出張の時に何気なく入った店が「松尾ジンギスカン」で、ここの味付きジンギスカンが絶妙だった。酒のつまみというよりご飯のおかずとして絶品。
焼肉のカルビが酒のつまみというよりご飯のおかずに向いているのと同じ感覚だと思う。
松尾ジンギスカンには何度か通った。
最近は、松尾ジンギスカンは「マツジン」と呼ばれいるらしい。
味付き派の聖地である。
→松尾ジンギスカン自戦記
なお、記事を書いていくうちに知ったことだが、東京に松尾ジンギスカン専門店「朋哉」ができたらしい。朗報だ。
後付けの店にも行ったことがある。
後付けジンギスカンは、ご飯のおかずよりも酒のつまみに向いている。
最も有名なのは「サッポロビール園」。
ジンギスカン食べ放題と飲み放題で3,670円。(100分)
東京から一緒に行った人が食べ放題に感激して、食べ過ぎて、満腹になりすぎて、二軒目に飲みに行けなかったということがあった。
帰りに乗ったタクシーの運転手さんによると、食べ放題よりも飲み放題に情熱を傾けるのが正解らしい。
[カニ]
私は海産物にあまり興味がないほうなのだが、カニは別格だ。
特に毛蟹は酒のつまみとして最高だと思う。
何もつけずに食べるのが好手で、身をカニミソにつけて食べるのが絶妙手、カニ酢につけて食べるのは悪手。また、生きた蟹は運んでいる間に身が細ってしまうので、浜で茹でたものを買うのが正解ということだ。
タラバ蟹は大型のカニで、毛蟹が繊細な味なのに比べ、ダイナミックな味わい。 タラバ蟹は生物学的にはカニではなくヤドカリに分類されるので、雰囲気が異なってくる。
花咲蟹も同様にヤドカリに分類される。タラバ蟹よりも小型で甲羅が非常に堅い。 タラバ蟹をもっとアクを強くしたような味がする。
[池田町町営レストラン十勝]
現在は時計台のそばに移転したということだが、以前は大通りの農林中金ビルの地下にあった洋食「レストラン十勝」。
「レストラン十勝」は、ワインと十勝牛で有名な池田町の町営レストランなので、食材がしっかりとしている。かつ値段も割安。
東京の日本橋にも店を出している。
[夕張メロンゼリー]
夕張メロンゼリーは、凍らせたものを二日酔いの朝に食べると効果抜群。香り、味とも最高で、果物ゼリー界の女王というか女流名人だと思う。