こちらのコースも捨てがたい。
近代将棋2007年12月号、梨沙帆さんの「ミス・パラオの将棋入門」より。
そのパラオへ行く2日ほど前のことです。私は久しぶりの早起きをして、とある会場へ向かいました。この日のために前から特訓を重ねて・・・そうです。初めて将棋のペアマッチなるものに参加をさせて頂いたのです! 大会に出ること自体初めてで、しかも1人で指すならまだ失敗も後悔程度で許されるものの、ペアとなると自分だけの対局ではないので、一手一手が責任重大でとても緊張しました。時間も限られていて無制限に考え続けられる訳ではないので、毎回不安ながらも駒を動かしていたのを思い出します。
ペアを組ませていただいた近将の編集部の方に、振飛車の駒組みを教えて貰って、前日はDSの将棋ソフトでずっと「振飛車の美濃囲い」を練習していました。
私はまだ初心者ですので、Cクラスで参加させて頂きました。
一戦目。試合開始後しばらくは前日の練習の成果もあり上手く守りを固めることができ、問題なくすぎました。ところが終盤の辺りで問題は起きました!! 私はいつも桂馬の動きを見落としてしまう傾向があるので、気を付けていたのですが、桂馬に気をとられていたらとんでもないミスを犯してしまったのです! 香を成って、「これでそろそろ詰むかな!?!?」なんて1人で浮かれていたら、そこにはなんと相手の角が効いている所だったんです・・・。
でもとてもラッキーなことに相手の方も角の効きに気付かなかったので、その手が見事詰めろになり勝つことができました。☆まさか一勝をあげられると思わなかったので、本当に嬉しかったです♪♪ 残念ながら二戦目・三戦目は負けてしまいましたが、始めたばかりでルールくらいしか知らない私が一応はちゃんと対局出来るなんて、将棋はいいなぁとしみじみ思いました。
対局したペアの方々もいい方ばかりで、沢山将棋について教えて頂きました。皆さん本当に将棋が好きなんだな~と、なんだか嬉しくなりました♪ 今度はもっと強くなって再チャレンジしたいです!
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「勝てば喜びが二倍、負けても悔しさが二分の一」と言われているペア将棋。
ペア将棋は、初級者の女性も男性も楽しめる。
「無級名人戦」と同時開催されるのが「男女ペアマッチ将棋大会」。
A,B,Cの3クラスに分かれ、各クラスとも、3対局のスイス方式で順位が決まる。
賞品も、駒、本カヤ将棋盤、チェスクロック、オパールネックレス、DVDデッキ、デジタルビデオカメラ、18Kネックレス、高級ハンドバッグなど豪華な品揃え。
開催日時は9月19日(祝日)。9:30から受付開始で10:00開始。
参加費は2500円。
参加費には昼食が含まれており、1200円位しそうな豪華な弁当が出てくる。
主催は東京アマチュア将棋連盟、共催がフェアリープリンセス(女性将棋同好会)。
フェアリープリンセスの会長は湯川恵子さんなので、入賞すると湯川恵子さんから賞状が手渡される。
場所は文京区民センター。
(無級名人戦と同時開催)
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ペア将棋には作戦タイムが2回あったと思う。
作戦タイムもひとつの醍醐味。