棋聖戦第2局は、石川県能美市の「まつさき」で行われる。→中継
「まつさき」は江戸時代の創業で、明治の文豪・泉鏡花の小説「海の鳴る時」の舞台にもなっている 高級老舗旅館。
「まつさき」のある金沢・辰口温泉は、若き日の泉鏡花が何度も訪れた場所で、「まつさき」は泉鏡花ゆかりの宿でもある。
「海の鳴る時」のヒロインは、三千石の武士の令嬢として生まれながらも身を落とし、温泉宿を廻る按摩の養女とならざるを得なかった、若く美しい薄幸の女性「お絹」。
この当時の「まつさき」は「松屋」という名の旅館だった。
〔まつさきの料理〕
白山にも加賀平野にもほど近く、四季を通じて旬の味覚に恵まれている辰口温泉。「まつさき」の料理は、 美しい金沢の四季の移ろいを料理で楽しめるよう、月替りの献立となっている。
主なメニューは次の通り。
金沢懐石
新鮮旬魚懐石
特撰能登牛懐石
(以下は別注料理)
毛ガニお造り
イカそうめん
九谷焼パズル皿の寿司
まつさき名物海鮮丼
甘エビのお刺身
舟盛り(小)
お祝い用舟盛り(大)
厳選能登牛ステーキ
厳選握り五種
厳選あわび
厳選のどぐろの塩焼き
サザエのお造り
サザエのつぼ焼き
干物
〔昼食予想〕
本格的な懐石料理が中心なので、和食を中心としたメニューと予想される。
羽生善治棋聖は地元名物系、豊島将之七段は渋めの蕎麦と予想したい。
羽生善治棋聖……海鮮丼
豊島将之七段……冷やしとろろそば