2017-02

自戦記

五つ星の自戦記

将棋世界2001年5月号、藤原直哉五段(当時)の自戦記「四段昇段の一局 甘さと厳しさ」より。 棋士になって13年。35歳。 人生の折り返し地点を過ぎた。 四段になってから現在までを振り返ると、順位戦は7連勝から3連敗で昇級できなかったことが...
観戦記

行方尚史六段(当時)「なんだか余計ひどくなっちゃったっす」

将棋世界2001年9月号、椎名龍一さんの第20回早指し新鋭戦決勝〔深浦康市六段-行方尚史六段〕観戦記「胸を打った投了シーン」より。「決勝戦の観戦記を書く」という立場からすると、主役は優勝した深浦でなければならない。一歩譲っても両対局者を五分...
棋士のエピソード

三浦弘行八段(当時)の独り言

私が書いた観戦記、NHK将棋講座2012年3月号、第61回NHK杯将棋トーナメント3回戦 畠山鎮七段-三浦弘行八段戦「引くに引けない将棋」より。 対局前のインタビューで、三浦は次のように語った。「先手、後手、どちらになってもいいように準備を...
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「将棋指しは、いじらしいね」

将棋世界1981年9月号、福本和生さんの「男の会話を見た」より。 6月6日の午後、わたしは東京12チャンネルにいた。 テレビ将棋の録画撮りで、内藤國雄九段の解説にわたしが聞き手であった。1局目が終わり、ちょっと一息ついて2局目が始まった。山...
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内藤國雄九段と猫

将棋世界1981年3月号、内藤國雄九段の「棋士の近況報告」より。(近況1) 子供の頃から山が好きだったので、昨年春に山の中腹に転宅した。 寒い日のある朝、庭をひもじそうにうろついているノラネコに餌を与えたら、二日たった夕方仲間を二匹連れてき...