"村山聖"

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郷田真隆棋聖(当時)「これまで、少し遠回りしてしまったかなと思うこともあったけれど、丁度いい区切り、気持ちも新たに頑張っていきたいと思う」

将棋世界1999年5月号、郷田真隆棋聖(当時)の「昇級者喜びの声(B級1組→A級)より。  今年度、4月からの前半戦は自分でも驚くくらいの成績が残せた。  必ずしも内容の伴うものではなかったが、決断よく指していた事が勢いを生んだのだと思う。...
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「木村さんの方によりフレッシュさを感じざるをえないところがあります」

将棋世界1999年6月号、「第26回将棋大賞」より。 選考委員は(順不同、敬称略)、 古作登(週刊将棋)、風間博美(NHK)、高林譲司(三社連合)、渡辺久和(スポニチ)、東公平(日刊ゲンダイ)、黒済正義(山陽)、小田尚英(読売)、松本治人(...
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先崎学七段(当時)「負けることよりも、昇れないことよりも、元の、無気力無感動な自分に戻ってしまうのではないかと、なにより恐れた」

将棋世界1999年5月号、先崎学七段(当時)の「昇級者喜びの声(B級2組→B級1組)より。  連続昇級である。  驚いた。  前期は始まる前から昇級できる予感があった。棋力、気力、共に充実している自覚があった。ノッている時は、頭の隅の方まで...
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深浦康市六段(当時)「彼には永遠に追いつけないかもしれないが、これからを頑張るしかない」

将棋世界1999年5月号、深浦康市六段(当時)の「昇級者喜びの声(C級1組→B級2組)より。  昨年の手放しの喜び様に比べ、今年は素直に喜べない理由が二つある。  一つは2回戦で戦った、対屋敷七段戦。早くも勝負所と、位置付けていた対局だった...
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三浦弘行六段(当時)「あれだけの大病になりながらもAクラスにまで昇り詰めた村山さんの事を考えると、将棋の勝敗だけにこだわる事が出来る自分の甘さが恥ずかしくなった」

将棋世界1999年5月号、三浦弘行六段(当時)の「昇級者喜びの声(C級1組→B級2組)より。  今期の順位戦は早々と2戦目にして黒星を喫してしまい、悲観派の私はその時点で昇級を半ばあきらめていた。  何とか3勝1敗まで漕ぎ着けて迎えた折り返...