末席幹事

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小説の中の将棋を使った表現

10年ぶりに開けたダンボールには、阿刀田高さんの「花の図鑑(上)(下)」も入っていた。私は大学時代からの阿刀田高ファンであり、奇妙な味の短編小説が中心だった中期までの著作は全て読んだと思う。「花の図鑑」はその中期の頃の長編作品で、ジャンル的...
タイトル戦の食事

女流王位戦第4局対局場「ホテルクレメント徳島」

女流王位戦第4局の対局場は徳島市の「ホテルクレメント徳島」。→中継「ホテルクレメント徳島」はJR四国ホテルグループで、徳島駅に1993年7月にオープンした複合ターミナルビルの上層階に位置している。 「温暖な」「穏やかな」を意味する「クレメン...
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続・大阪の姐御

2週間前の記事で話題になった、「大阪の姐御」と呼ばれている鹿野圭生女流初段。今日は、多方面の切り口から、その得難いキャラクターを追ってみたい。-----近代将棋1998年6月号、船戸陽子女流初段(当時)の女流棋士自戦記「さりとて、春。」より...
観戦記

強手、驚手、恐手

とても絶妙手には見えない絶妙手が連発する。1998年将棋ペンクラブ大賞観戦記部門大賞の、甘竹潤二さんの観戦記[1997年A級順位戦、加藤一二三九段(先)-中原誠永世十段]より。最終選考会では「加藤一二三という風変わりな棋士の挙動が目に浮かぶ...
日記など

蝶結流の炸裂

昨日の日レスインビテーションカップの中継で、蝶結記者が久々にその奥義を見せてくれた。午前の藤森奈津子四段-鈴木悠子アマ戦では、スポンサーである日本レストランシステムの「洋麺屋五右衛門」ワールド。午後の渡部愛TJP-成田弥穂アマ戦では、日本レ...