将棋ペンクラブ大賞贈呈式のもろもろ

今年の将棋ペンクラブ大賞贈呈式は、9月17日(金)に行われる。

そして、同じ日の同じ時刻から「第81期棋聖就位式&将棋ファンと羽生善治棋聖の夕べ」が開かれる。

この日の東京の夜は、

四谷・・・渡辺明竜王、森内俊之九段、阿久津主税七段、早水千紗女流二段

赤坂・・・羽生善治棋聖

という布陣になる。

そして、それぞれにお祝いに駆けつける棋士。

当日の赤坂・四谷地区の一坪当たりの棋力はかなりな高さになる。

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将棋ペンクラブ大賞贈呈式は、基本的には、毎年9月中旬の金曜日に行われる。

日程は1月の幹事会で決められて、即時に会場予約が行われる。

過去10年の開催日を調べてみると、9月の第二、第三金曜日であることが多い。いわゆる翌週の月曜日が敬老の日で三連休になる前の金曜日。

ところが、どういうわけか2006年から2008年は9月29日、9月28日、10月3日と、上半期の最終日や下半期の超序盤という、恐ろしい日に開催されていた。

昨年からこれが改められて、9月中旬のパターンに戻っている。

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原田泰夫名誉会長の頃は、原田名誉会長のスピーチが20分から30分におよぶことが多かったが、とても面白い話が続くので、毎年この原田節を楽しみにして来られる方がほとんどだった。

今思うと懐かしい。

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2000年に、一度だけ土曜日に贈呈式を開催したことがある。

午前中は将棋会館で将棋大会、夕方から日本青年館に場所を移して贈呈式。

なぜ1回で終わったかというと、金曜日に比べて将棋界関係者やマスコミの来場が少なかったからだった。

それと、幹事の負荷と疲労度があまりに大きかったこともある。

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贈呈式の会場は、第1回の時は京王プラザホテル。

その後、(1997年の将棋会館研修室、2000年の日本青年館を除いて)スクワール麹町に会場は移り、現在に至っている。