読む 国家公務員から棋士になった関根茂九段 将棋マガジン1993年4月号、高橋呉郎さんの「形のメモ帳:関根茂 役どころを心得たベテラン」より。「ベテラン」が多すぎる 10代棋士が旋風を巻き起こしたあたりから、やけに「ベテラン棋士」がふえてきたような気がする。最近は、観戦記などで、真部... 2020.05.22 読む
読む 「ひとしきり飲食して席がざわついている時、谷川はビールびんを片手に、すっと羽生のそばへ寄った」 将棋マガジン1993年3月号、読売新聞の山田史生さんの「第5期竜王戦終了・シリーズを振り返って 二人の戦いの始まり」より。 第5期竜王戦七番勝負は、三冠王(竜王、棋聖、王将)の谷川浩司と二冠王(王座、棋王)の羽生善治の対決。中原誠が名人の孤... 2020.05.21 読む
観戦記 行方尚史三段(当時)「明日はクリスマスなのに、ここで何やってるんですか」 将棋マガジン1993年3月号、小野修一七段(当時)の第5期竜王戦七番勝負第6局〔羽生善治二冠-谷川浩司竜王〕観戦記「大胆な踏み込み」より。 本誌3月号が出る頃には、竜王戦第7局の決着がつき、その結果の片隅に埋もれがちな本局、第6局であるが、... 2020.05.20 観戦記
読む 内藤國雄九段「プロ野球や相撲は、いい試合をすれば観客動員につながりますが、将棋の場合はそうとはいえない面がある。ですから、たとえば、うちの師匠みたいに、将棋ファンのための道場をもつことも、棋士のつとめとして最高に近いもんだと思うんです」」 将棋マガジン1992年11月号、高橋呉郎さんの「形のメモ帳:内藤國雄 『伸び伸びしみじみ』の効用」より。 最初に内藤國雄九段の実物を目にしたのは、10年以上もむかしになる。観戦のあいまに大広間をのぞいたら、内藤がまだ少年時代の塚田泰明八段と... 2020.05.19 読む
観戦記 挑戦者・村山聖六段(当時) 将棋世界1993年3月号グラビア、第42期王将戦七番勝負第1局〔谷川浩司王将-村山聖六段〕「生きるは戦い」より。 棋士の戦いの場は将棋であり、将棋に対する時がすなわち戦いの時である。棋士・村山聖は、生きること自体が戦いであった。幼少の頃より... 2020.05.18 観戦記