末席幹事

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大山康晴十五世名人の、意味がすぐには理解できない振り飛車らしい一手

将棋マガジン1991年11月号、「公式棋戦の動き」より。勝ち抜き戦 青野八段を破って5人抜きを果たした森内五段は、続く淡路八段、大山十五世名人と相対した。 7人目の対大山戦は、大山の中飛車に、森内は居飛車穴熊を用いた。 この将棋は、森内の動...
随筆

「丁稚の将棋 旦那の碁」

将棋世界1991年11月号、スポーツライターの玉木正之さんのエッセイ「丁稚の将棋 旦那の碁」より。 わたしは将棋が大好きである。 下手の横好き、振り飛車一本槍という程度の実力であるうえに、最近は盤に向かうことすらまったくといっていいほどなく...
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「よしはる」という旅館

将棋世界1991年12月号、大崎善生さんの「編集後記」より。 先日、東京将棋記者会の旅行で伊豆長岡へ沼編集長と共に行って参りました。 電車のダイヤ等を綿密に沼さんに調べてもらって、準備万端おこたりなし。二人でさっそうと長岡の駅におりたまでは...
将棋関連新刊書籍

2020年2月将棋関連新刊書籍

2020年2月の将棋関連新刊書籍。〔3月以降の新刊〕
随筆

内藤國雄九段「やっぱり名人になるほどの人はすることが違うなーと私は感心した」

将棋世界1991年12月号、内藤國雄九段の連載エッセイ「棋は人なり」より。 塚田(正夫)さんは、若い私にとって憧れの人であった。何と言っても「塚田詰将棋」の御本尊であり名人になったことのある人である。私が二段のとき、この雲の上の憧れの人と地...