奨励会

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羽生善治三段(当時)の四段昇段の一局

将棋世界1986年2月号、銀遊子さんの「関東奨励会だより」より。  二人も四段が出たことでも珍しいのに、今月はもう一人超大物が巣立った。あの羽生善治少年が年末ギリギリの一局で四段昇段を決めたのである。  12勝4敗で迎えた相手が石川三段。早...
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「あいつは何も読んでいないんじゃないか」と思われた森内俊之二段(当時)

将棋世界1986年8月号、銀遊子さんの「関東奨励会だより」より。  膨張過多の気味がある二段陣から、先月、ようやくエンジンがかかってきた”大器”庄司俊之が抜け出し、今月はさらに二人がその後を追った。今度の二人も庄司におとらぬ、いやそれ以上か...
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坊主になった郷田真隆二段(当時)

将棋世界1986年7月号、片山良三さんのリコー七人衆VS奨励会・プロ新鋭軍観戦記「南、郷田に完勝!」より。  ”史上最強の社会人チーム”の評を欲しいままにする、あのリコーが、得意の団体戦で出だし3連敗という意外なスタートを切らされた。  「...
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1985年の羽生世代

将棋世界1986年4月号、銀遊子さんの「関東奨励会便り」より。  昨年一年間で誰がどれぐらいの勝ちっぷりを示したか、次のスター候補生を探る意味でも、調べてみる価値があるのではないかと考えた。ファンの皆さんも大いに興味があるところだろうが、当...
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渡辺明5級と阿久津主税5級

将棋世界1995年1月号、小林宏五段(当時)の「東西奨励会成績」より。  新入会でさっそく昇級者が出た。阿久津が入会後9勝2敗、渡邊が9勝3敗で共に5級へ昇級した。二人とも、入会試験が8勝1敗の好成績だったので5級入会でもいいんじゃないかと...