棋士のエピソード

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羽生善治名人の小学生時代

明日から名人戦。 羽生善治名人と森内俊之九段は小学生時代以来のライバルだ。 今日と明日は、羽生善治名人の子供の頃のこと、そして、森内少年との出会いについて。 近代将棋2006年5月号付録「羽生善治少年の全記録(4級~初段編)」より。 羽生名...
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丸山新手への中原十六世名人の感想、21年前の新手

今期のA級順位戦最終局で、丸山忠久九段が頭頂部に冷却ジェルシートを貼り付けて対局をしたことが話題となった。 中原誠十六世名人が、この丸山新手に感想を述べている。 週刊新潮最新号「気になる一手」より抜粋。 なかでも面白かったのは渡辺-丸山戦と...
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魔の夕食休憩直前

近代将棋2000年11月号、鈴木宏彦さんの連載「プロ将棋はこう見ろ」より。 魔の夕食休憩直前。 図は平成2年1月の竜王戦。森内俊之五段(先手)と吉田利勝七段の対戦だ。 時刻は午後6時9分。このとき森内はすでに残り1分の秒読みに追われていた。...
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美学に殉じた棋士(後編)

今日は美学に殉じた棋士の本編。 近代将棋2000年11月号、青野照市九段の「実戦青野塾 美学に殉じた棋士」より。 ----- 1968年の棋聖戦の挑戦者決定戦に、若手の二人が進出した。 中原誠六段と高島弘光五段。 高島は将棋界最後の、「寄ら...
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大盤解説の本音

「鈴木大介の振り飛車日記」は面白かった。 将棋世界2000年5月号、鈴木大介六段の「鈴木大介の振り飛車日記」より。 A級順位戦最終日。「将棋連盟の一番長い日」である。 僕はこの日別件で夕方まで仕事。その後で道場で大盤解説、と久しぶりに大忙し...