棋士のエピソード

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勝負師魂は永遠に

将棋世界1982年2月号、能智映さんの「棋士の楽しみ」より。 系図が少々ややこしいが、その二上の師の渡辺東一名誉会長は芹沢の師匠の高柳敏夫八段の仲人で、高柳夫人の八重子さんは、渡辺の兄弟子の故・金易二郎名誉九段のお嬢さん、その上に渡辺家と高...
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大山康晴十五世名人「内藤さんは、ウチの有吉よりだいぶ弱いんじゃないの」

将棋世界1982年2月号、能智映さんの「棋士の楽しみ」より。 いつも見る光景の一つ。これは中原-大山の4局目、ポートピアを記念して神戸市の「ポートピアホテル」で行われた対局の昼下がりだ。立会人はA級棋士の豪華コンビ地元の内藤國雄九段と森安秀...
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飯島栄治四段(当時)「情けねー」

将棋世界2001年10月号、飯島栄治四段(当時)の「創作次の一手 解答と解説」より。 8月の5日から9日まで千葉の海に遊びに行ってきた(合宿のつもりだったのだが…)。メンバーは橋本四段、佐々木四段、阿久津四段、松尾四段、千葉四段、伊藤二段、...
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東海のトラック野郎

藤井聡太四段の大師匠(師匠の杉本昌隆七段の師匠)、故・板谷進九段が四段になった頃のエピソード。将棋世界1981年10月号、能智映さんの「棋士の楽しみ」より。 ”東海の若旦那”板谷がまだ四段になったばかりのころだった。付き合いのいい板谷は友人...
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年齢よりも10歳上に見られていた木村一基四段(当時)

将棋世界2001年10月号、野月浩貴五段(当時)の「第14期竜王戦」より。 確かあれは木村が四段に上がった直後だから、僕と木村は23歳だったと思うが、ある飲み屋で囲碁の小松英樹九段と一緒になったことがあった。その時に小松さんが話し掛けてくれ...