棋士のエピソード

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「谷川君、実は彼女、僕の嫁さんやねん」

将棋世界1984年10月号、神吉宏充四段(当時)の「関西若手はどないじゃい 東和男六段の巻」より。ここでぇの東「ここでぇ…ぎぃんん」関西将棋会館の棋士室へいくと毎日といっていい程このセリフが聞こえてくる。 そう東六段が棋譜を並べているのだ。...
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神戸組百花繚乱

将棋世界1983年8月号、中平邦彦さんの「神戸だより」より。 この原稿、箱根のホテル「花月園」で書いている。 締切日を過ぎているが、なにしろ名人戦が決まらないことには何も書けない。箱根はその6局目。二転、三転、そして四転してついに谷川新名人...
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谷川浩司名人(当時)「お宅の近くまで来ているんですよ」

将棋世界1985年2月号、神吉宏充四段(当時)の「関西若手はどないじゃい 谷川浩司名人の巻」より。謹賀新年 読者の皆様、新年明けましておめでとうございます。早いもので私の若手棋士レポートも半年になります。そこで新年ということもあり、将棋会の...
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塚田泰明五段(当時)の哀愁のディズニーランド

将棋世界1984年12月号、大野八一雄四段(当時)の「関東若手棋士 地獄めぐり」より。 先月まで、私から逃げていた若手棋士達は逃げるのを諦め観念したのかと思っていたところ今度はおもしろい行動に出始めた。こっそりと私の所に来て他人の秘密を教え...
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「関東若手棋士 地獄めぐり」

将棋世界1984年10月号、大野八一雄四段(当時)の「関東若手棋士 地獄めぐり」より。 初回の原稿について後輩に感想を聞いてみたら「ひどいですよおー」「無茶苦茶です」等の意見が返ってきた。ところが先輩方にうかがうと、「もっときつく書け」「最...