棋士のエピソード

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村山聖五段(当時)の一人旅

近代将棋1989年10月号、故・池崎和記さんの第12回若獅子戦準決勝〔村山聖五段-小倉久史四段〕観戦記「立ち向かう精神」より。 福島村の夏は静かだ。この時期は対局数が少ないから、ほとんどの棋士たちが「リフレッシュするために」とか「家庭サービ...
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矢内理絵子女流三段(当時)と上海の蛇料理

近代将棋2003年3月号、本田小百合女流初段(当時)の「本田小百合の棋界突撃ルポ」より。 今、上海では名物の「上海カニ」が旬。これを食べないわけにはいきませんよね。 話はちょっと脱線します。 2年前に上海に来たとき、上海料理の名物は上海カニ...
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久保利明五段(当時)と矢倉規広四段(当時)の酒場での絶妙の捌き

将棋世界1996年1月号、神吉宏充五段(当時)の「今月の眼 関西」より。 話は変わって11月17日の将棋の日、関西将棋会館では、これから指導棋士として頑張って行く野間四段の免状授与式があり、夕方からは仲間が集って、彼を囲んで食事会があった。...
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新婚2週間後の木村一基五段(当時)と夜の行方尚史六段(当時)

将棋世界2002年2月号、野月浩貴五段(当時)の「野月浩貴の将棋散歩」より。 11月16日、我が家に久々の来客があった。新婚の木村一基夫妻と行方尚史、それと競馬評論家の能勢俊介さんの4人。 能勢さんは競馬界では知る人ぞ知る凄いお方で、競馬の...
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行方尚史六段(当時)「俺ん家まで挨拶に来い」

将棋世界2002年1月号、野月浩貴五段(当時)の「野月浩貴の将棋散歩」より。 10月25日、この日から5泊6日で東北方面に車で秘湯巡りの旅が始まった。(中略) 初日に一関(中尊寺のある所)までかっ飛ばして、そこから徐々に北上していく作戦にで...