棋士のエピソード

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「直子の羽生善治分析」

将棋マガジン1991年7月号、林葉直子女流名人(当時)の「私の愛する棋士達 第7回 羽生善治棋王の巻」より。直子の羽生善治分析特徴 東京都在住。20歳。AB型。 当然のことながら独身!! 小学校一年生で将棋を覚え、わずか11年で竜王位を獲得...
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東北の桃太郎、行方尚史二段(当時)

近代将棋2000年12月号、故・団鬼六さんの「鬼六面白談義 本物贋物」より。 先日、久しぶりにNHKの将棋講座を見ていたら、行方六段が講師になって解説していた。初めてで何しろ緊張していますので、と途中で彼は何度も自分で弁解していたが、たしか...
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井上流運転技術

将棋世界1993年11月号、神吉宏充五段(当時)の「対局室25時 大阪」より。 対局者にはいろんなタイプがあって、ドンドン話しかける棋士、相づちを打って話し出す棋士、我関せずと対局に没頭する棋士と、大方に分けるとまあ、おの3タイプがある。 ...
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久保利明四段(当時)の徹夜麻雀

将棋世界1993年9月号、鈴木輝彦七段(当時)の「対局室25時」より。 ところで、▲6八金引の長考中に桐谷さんが顔を見せたので、三日前の快挙を素直に申し上げた。 「大型新人の久保君に勝ったんですね」と言うと「そうなんだ。三段リーグに入っても...
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月下の棋士・・・

将棋世界1993年11月号、神吉宏充五段(当時)の「対局室25時(大阪)」より。 ところでこの棋士室には、対局中の棋士が相手の手番になると、ふらりと現れることがある。 その間に相手が指すと、記録係が呼びに来る。 「◯◯先生、指されました。◯...