棋士のエピソード

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阿部隆六段(当時)の電話

将棋マガジン1993年7月号、鹿野圭生女流初段(当時)の「タマの目」より。師弟の電話(昔の話です)田中(魁)八段「もしもし、阿部君か。明日、空いているか」阿部奨励会員(当時)「なんや。おっさーん。わし、明日塾生じゃ」田中「な、なんや阿部君。...
棋士のエピソード

「井上さん、ずっとそうしていなさい」

将棋マガジン1990年9月号、神吉宏充五段の「何でも書きまっせ!!」より。 自分の対局が終わって棋士室に行ってみると、谷川王位、井上五段の顔があった。「お、もうええんかケイタ」 「へえ、2週間もかかりましたけど、もう大丈夫ですわ」 何の事か...
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藤井猛四段と三浦弘行四段

将棋世界1994年5月号、神谷広志六段(当時)の「今月の眼 関東」より。 西村門下の新鋭、藤井、三浦両四段は奨励会の頃から目立った存在だった。 二人とも三段リーグを二期でスンナリ通過するなど昇進の早いことでもそうなのだがそれより二人の持つ独...
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1989年の奨励会マラソン大会

将棋マガジン1990年3月号、駒野茂さんの「三段リーグ&奨励会NEWS」より。「マラソン大会をやる!」 大野・神谷両幹事の一声で、5年振りにマラソン大会の実現となった。 この話を聞いて、まず初めに思い浮かんだことは、”今、誰が一番速いのだろ...
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泉正樹六段(当時)「続・さわらぬ彼に不満あり 完結編」

将棋世界1994年5月号、泉正樹六段(当時)の「後手必勝 急戦矢倉」より。 お酒に浸っていると時の経過は本当に早い。グッタリの彼女では、カラオケや夜の散歩などとても不可能。 そこで、きりなく飲める野獣も冷静な判断でタクシーを捕まえた(クイズ...