絶妙手 「解けたら四段」と谷川浩司名人(当時)が認める次の一手 将棋世界1990年4月号、谷川浩司名人(当時)の連載自戦記「名人の読みと大局観」より。 今月は、まず次の一手から考えて頂こうと思う。 問題図は、6九の角で歩を取りながら△3六角成とされた局面である。 現在金桂得だが、飛と金に当たってい... 2015.05.31 絶妙手
絶妙手 藤井猛竜王(当時)絶妙の自陣歩の三手 将棋世界2002年1月号、田丸昇八段(当時)の第14期竜王戦第2局〔藤井猛竜王-羽生善治四冠〕のポイント「最大の功労者は自陣歩の三手」より。 第2局の将棋は、形勢有利の藤井竜王が楽観から疑問手を出したため、終盤で羽生四冠に猛迫されて逆転の... 2015.01.24 絶妙手
絶妙手 加藤一二三九段のノータイムでの会心の手順 将棋世界2004年3月号、河口俊彦七段の「新・対局日誌」より。 Bクラスもみな熱戦で、先崎八段が高橋九段を破った。これで先崎八段は昇級圏内に踏み留まった。問題は深浦七段のところだが、依然深浦優勢がつづいている。となりは加藤(一)対田中(寅... 2014.11.01 絶妙手
絶妙手 控え室での三浦弘行八段(当時) 将棋世界2004年3月号、河口俊彦七段の「新・対局日誌」より。 新年になってから年末の記事を書くのは、気が抜けたような感じもするが、19日に見逃せない勝負将棋があった。 A級順位戦の谷川王位対島八段戦、B級1組の深浦朝日選手権者対郷田九... 2014.10.22 絶妙手
絶妙手 振り飛車、絶妙の手順(5)…窪田義行四段(当時)の妖しく華麗な絶妙手 将棋世界1995年7月号、河口俊彦六段(当時)の「新・対局日誌」より。 勝てば対局数が増え、対局数が増えれば勝ち星も増える。これ物の理屈というものだが、当然本欄も、景気のよい人ばかりが登場することになる。 景気のよい御三家といえば、羽生... 2014.10.17 絶妙手