自戦記 大山康晴十五世名人のほとんど遠慮のない棋士紹介 将棋世界1979年1月号、大山康晴十五世名人の「棋譜で綴る半生記 充実のとき」より。 加藤博二八段は、私と同年で、誠実な人柄は仲間の信頼も厚く、”博ちゃん”の愛称で呼ばれている。棋風も好守にバランスの取れた大型だが、おてんとうさまは意地わる... 2016.08.19 自戦記
自戦記 羽生善治竜王(当時)「この急戦形の将棋は、駒を引いたら負けなのです。前進あるのみ、なのです」 昨日行われた棋聖戦第4局は、羽生善治棋聖が永瀬拓矢六段を破って2勝2敗となった。羽生棋聖の猛攻が見事に決まった形だが、後手番の羽生棋聖が採用した戦型が、ネット中継で「前例は最も新しいものでも12年前で、その前は20年以上さかのぼる。その中に... 2016.07.14 自戦記
自戦記 行方尚史五段(当時)「今の僕は恐ろしいほど単純だ。将棋とロックがあればなにもいらないや、とさえ思う」 将棋世界1999年3月号、行方尚史五段(当時)の自戦記(第40期王位戦 対堀口一史座四段)「身もフタもなく」より。 今の僕は恐ろしいほど単純だ。将棋とロックがあればなにもいらないや、とさえ思う。 1月17日横浜アリーナにミッシェル・ガン・エ... 2016.06.13 自戦記
自戦記 大山康晴十五世名人が指したとは信じられない一手 将棋世界1971年9月号、大山康晴名人の第18期棋聖戦第2局自戦記〔対中原誠棋聖〕「われながら不思議」より。 中原さんにはよく負ける。そして、なんとも合点のいかない負け方が多い。堂々圧倒されたというんなら、時代が移ったと観念するより仕方がな... 2016.06.07 自戦記
自戦記 中原誠名人の大逆襲 昨日の名人戦第4局は佐藤天彦八段が勝って3勝1敗とした。羽生善治名人の側から見れば1勝3敗のカド番。名人戦七番勝負で1勝3敗と追い込まれてから3連勝して防衛した例は、1992年の中原誠名人-高橋道雄九段の時のみであるという。今日は、当時のこ... 2016.05.27 自戦記